乳房の科学
女性のからだとこころの問題に向きあう
他編:乳房文化研究会
他編:北山 晴一
他編:山口 久美子
内容紹介
ちぶさ,にゅうぼう,ちち,おっぱい等,様々な呼び名のある乳房。その仕組みから発育,思春期の悩み,乳がんと再建,整形,母乳栄養や授乳,言葉の成り立ちまで。思春期の子を持つ親から妊婦,産科婦人科,保健担当者必読の書。
目次
序章―からだとこころの間の乳房 田代眞一
第1部 しくみ―成熟する乳房
1章 ヒトの乳房はなぜ進化したか 長谷川眞理子
2章 成長と加齢による体型変化 山本智子・岸本泰蔵
コラム1:少女がいだくバストの変化への不安 小林知美
3章 思春期のからだと乳房発達 小澤一史
4章 乳房の表面・内部構造・乳腺 河田光博
5章 乳房とそれを支える構造 山口久美子
第2部 医 療―よみがえる乳房
6章 変わる乳がん治療 李 哲柱
7章 乳がんにおける乳房再建 高柳 進
8章 乳房の感覚 矢野健二
9章 乳房と美容整形―患者の声から― 川添裕子
コラム2:日本語「乳」(チチ)および関連する言葉のルーツ 崎山 理
第3部 授 乳―いのちを育む乳房
10章 赤ちゃんがお乳を吸うと,母親になにが起きるか 樋口 隆
11章 母乳の医学 平山宗宏
12章 母子栄養学から見た母乳哺育 成田宏史・廣瀬潤子
13章 母乳栄養・離乳の正しい理解 水野清子
14章 愛はおっぱいから―育児の原点としての授乳の生理 橋本武夫
コラム3:私の最初の他者との出会い―母の乳房についての現象学的覚書 小川 侃
終章 乳房にこころはあるか 北山晴一
ISBN:9784254102796
。出版社:朝倉書店
。判型:A5
。ページ数:196ページ
。定価:2400円(本体)
。発行年月日:2017年06月
。発売日:2017年06月26日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:MB。