著者略歴

原案：グリム
グリム兄弟は、兄のヤーコプと弟のヴィルヘルムの兄弟。ドイツに伝わる昔話を集め、1812年に大人のために書かれた『子どもと家庭のための昔話集』として出版。「白雪姫」や「ヘンゼルとグレーテル」など、兄弟が集め改訂を加えた200以上ある物語は、「グリム童話」として世界各国で親しまれている。
著：竹下文子
1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学卒業。「黒ねこサンゴロウ」シリーズ（偕成社）で路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ!なんきんまめ』（小峰書店）で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を、『なまえのないねこ』（小峰書店）で講談社絵本賞を受賞。主な作品に『わすれんぼうのはりねずみ』『風のゆうびんやさん』『クッキーのおうさま』『ポロポロゆうびん』（以上あかね書房）、『ピン・ポン・バス』『まじょのむすめワンナ・ビー』（以上偕成社）、『スプーン王子のぼうけん』（鈴木出版）など多数がある。静岡県在住。
絵：こばようこ
1972年、東京都に生まれる。 多摩美術大学絵画科卒。 夫のおだしんいちろうとの共作で、第４回ピンポイント絵本コンペの最優秀賞を受賞。おだしんいちろうとのコンビの絵本に 『タイムカプセル』『トイレたんけんたい』（フレーベル館）、『おひるねけん』（教育画劇）などが、竹下文子・作の物語の挿画を手がけた作品に『ポロポロゆうびん』（あかね書房）、『スプーン王子のぼうけん』（鈴木出版）がある。ほかに『いいな「じぶん」！』（くすのきしげのり作　世界文化社）など多数がある。東京都在住。