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米銀行破綻の連鎖から世界大恐慌の道筋が見えた

著:副島隆彦

紙版

内容紹介

アメリカ発の金融恐慌からドル大暴落、そして世界大恐慌へ
これから潰れる危ない米銀行14行を副島隆彦が予測する!

ネット経由での取り付け騒ぎから始まったシリコンバレー銀行の破綻からファーストリパブリック銀行を始め有力な米地銀の破綻が連鎖した。イエレン財務長官は急遽、預金保険の上限を超えて預金を保護する政策に転じていったんは銀行危機を乗り切った。しかし、FRB(米連邦準備制度理事会)による大幅な利上げによって債券価格が低下して金利リスクが銀行の経営を圧迫している構造はまったく変わらない。2023年中にも再び銀行破綻が再燃して、もし10行以上が潰れるようなことになれば、アメリカ政府とFRBはお手上げとなるだろう。その時、米国債とドルと株式が3点セットで大暴落を起こす。すなわち世界大恐慌への突入である。国内の金は1グラム=1万円を大きく超えて暴騰してゆく。世界経済の大波乱にどう対応すべきか。個人資産を守るために必須の情報を提供する。

[本書の主な内容]
●アメリカ地方銀行の取り付け騒ぎは終わらない
●2024年から「ドル覇権の崩壊」が始まる
●金とドルの戦いでドルは大暴落
●米政府は無限にお札を刷って自滅してゆく
●やっぱり2024年に世界大恐慌に突入する
●これから全米で160行の中堅銀行が潰れる
●金は1グラム=1万円をもうすぐ超える
●世界の中央銀行が競って金を買い漁っている
●黒田は勝利宣言をして引退の花道を飾った
●日本国債暴落にかけたゴロツキ投資家たちが総敗北した

著者略歴

著:副島隆彦
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを歴任。副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として、講演・執筆活動を続けている。日米の政界・シンクタンクに独自の情報源を持ち、金融経済からアメリカ政治思想、法制度論、英語学、歴史など幅広いジャンルで、鋭い洞察と緻密な分析に基づいた論評を展開している。主な著書に、『ディープ・ステイトとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』(ビジネス社)、『プーチンを罠に嵌め、策略に陥れた英米ディープステイトはウクライナ戦争を第3次世界大戦にする』(秀和システム)、『金融暴落は続く。今こそ金を買いなさい』(祥伝社)、『人類の月面着陸は無かったろう論』『ドル覇権の崩壊』『有事の金。そして世界は大恐慌へ』(徳間書店)など多数がある。

ISBN:9784198656218
出版社:徳間書店
判型:4-6変
ページ数:296ページ
定価:1700円(本体)
発行年月日:2023年07月
発売日:2023年07月01日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KFF