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【新装版】小室直樹の中国原論

著:小室直樹

紙版

内容紹介

佐藤優氏・推薦!
「抜群に役立つ中国論。
天才・小室直樹にしか書けない名著」

中国ビジネス、外交、
最新情報を理解するための
根本問題を解き明かす!

 ……
本書の目的は中国の科学的分析である。分析結果を誰にでもわかるように解説した。
 ……
本書では、中国史の鏡に照らすことによって、「中国の人間関係」の謎を解き明かし、「帮」「宗族」の意味を明らかにする。
また、中国における「契約」「法」「所有」が、近代資本主義におけるそれらとどうちがうのかを、本格的に分析する。
    (「はしがき」より一部抜粋)

【本書の内容】

第一章 中国人の理解の鍵は「帮」(ほう)にあり

第二章 「帮」を取り巻く多重世界

第三章 中国共同体のタテ糸「宗族」

第四章 中国人の意識の源流に韓非子あり

第五章 中国の最高聖典、それが「歴史」

第六章 中国市場経済はどうなっているか

著者略歴

著:小室直樹
1932年、東京都生まれ。京都大学理学部数学科卒。大阪大学大学院経済学研究科中退、東京大学大学院法学政治研究科修了。マサチューセッツ工科大学、ミシガン大学、ハーバード大学に留学。1972年、東京大学から法学博士号を授与される。2010年没。著書は『ソビエト帝国の崩壊』『韓国の悲劇』『日本人のための経済原論』『日本人のための宗教原論』『国民のための戦争と平和』他多数。渡部昇一氏との共著に『自ら国を潰すのか』がある。

ISBN:9784198653699
出版社:徳間書店
判型:4-6
ページ数:368ページ
定価:2000円(本体)
発行年月日:2021年10月
発売日:2021年10月30日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JB