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悲しい歴史の国の韓国人

著:宮脇 淳子

紙版

内容紹介


《待望の増補改訂版》
ニュー・クラシック・ライブラリー第6弾!

日韓関係の悪化が止まらない!
いまだからこそ知るべき朝鮮半島の歴史の真実とは?

韓国の反日はなぜ終わらないのか? 日韓併合が影響しているだけではない。じつは日本が半島に関与したことで韓国という国家が成立したという歴史があるからだ。そもそも高麗王朝の時代からモンゴルの支配を受け、フビライに降ったあとの歴代の高麗王の母親はずっとモンゴル人だった。清朝の支配を受けた李氏朝鮮の500年の停滞の時代のあと、日本が日清戦争を戦ったことで初めて大韓帝国が独立する。
このためそもそもの建国神話に根源的な矛盾を抱え込むことになった。その矛盾を無いことにするために、歴史を捏造せざるをえないのが韓国なのだ。だからウソの「歴史認識」で自らをだまし続け、日本にもそれを認めさせようとやっきになる。
「反日しない自由」のない国の困った隣人をどう説得したらいいのか。高麗以降の朝鮮半島の歴史を通覧しながら、日本との関係史を徹底的に見直す。

[本書の目次紹介]
第1章 歴史の主役になったことのない朝鮮半島
第2章 高麗はモンゴル支配の国だった
第3章 李氏朝鮮は停滞の五〇〇年だった
第4章 日本がいなければ大韓帝国はなかった
第5章 日露戦争の原因をつくったのも朝鮮だった
第6章 満州事変の背景にも朝鮮人の存在があった
第7章 日本統治がなければいまの韓国の発展はなかった
第8章 南北に分断された朝鮮半島の悲劇
第9章 なぜ韓国人は日本を目の敵にするのか
第10章 補遺 松本厚治『韓国「反日主義」の起源』に見る韓国人のアイデンティティ

著者略歴

著:宮脇 淳子
1952年、和歌山県生まれ。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。専攻は東洋史。大学院在学中から、東京外国語大学の岡田英弘教授からモンゴル語・満洲語・シナ史を、その後、東京大学の山口瑞鳳教授からチベット語・チベット史を学ぶ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員を経て、東京外国語大学、常磐大学、国士舘大学、東京大学などの非常勤講師を歴任。現在、昭和12年学会会長、公益財団法人東洋文庫研究員としても活躍。著書に『封印された中国近現代史』(ビジネス社)、『朝鮮半島をめぐる歴史歪曲の舞台裏』(扶桑社)、『中国・韓国の正体』(WAC)、『最後の遊牧帝国』(講談社)、『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』(KADOKAWA)、『かわいそうな歴史の国の中国人』『日本人が教えたい新しい世界史』『満洲国から見た近現代史の真実』『皇帝たちの中国史』(徳間書店)などがある。

ISBN:9784198651046
出版社:徳間書店
判型:新書
ページ数:224ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年08月03日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPK