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竹内薫の「科学の名著」案内 感染症、AI新時代を生き抜く科学知識の身につけ方

著:竹内 薫

紙版

内容紹介

新型コロナ感染症にどう対処し、
アフターコロナの時代をどう生きるか——。
世界はAI新時代へと急加速で突入している!
環境は大きく変わった!
知らないでは取り残される!
テレビや新聞、SNSに惑わされてはいけない。
自ら適切に判断し、行動するために欠かせない
科学リテラシーの身につけ方を教えよう。
文系の人でもわかる!面白い!「竹内薫の『科学の名著』案内」第2弾。

<あなたの頭は凝り固まってはいませんか?〉
小学校2年の女の子が、
Siri(シリ)に宿題の計算問題をやらせたとき、
あなたはなんと言いますか? 
やはり叱りますか?

未知の事態に遭遇したとき、テレビや新聞でも間違った情報を流し、みんなが好き勝手な意見をたれ流ししていたーーと感じたのではないでしょうか。
そんな騒音に惑わされ、立ち止まってはいけません。
常識やこれまでのやり方で通用しないとき、
あなたの道標となるのは科学や数学的発想です。

新しい時代を生きるためにも、
ぜひ、科学の魅力に触れるとともに、科学的発想を身につけてください。

〔本書の内容〕
1新型コロナウイルスと科学リテラシー
 ・エビデンスばかり言うマスコミの現場に
  理系出身者はほとんどいない
 ・新たな感染症に立ち向かうために
  知っておきたいこと
 ・ネットやSNSを活用するなら信頼できる
  科学者や専門家の発言にまず触れよう
 ・危機に直面したとき自分で考え行動しないと
  正常性バイアスに囚われてしまう

2やはり触れておきたいノーベル賞受賞者と
 最先端頭脳の世界
 ・「ABC予想」を解いた望月先生の論文は、
  世界で数十人しか理解できない
 ・超一流の科学者は、どんなことを考えてきたの
  か知ることができる
 ・新型コロナウイルスについても
  科学者の視点で真摯に情報発信を続ける

3目まぐるしく変わり続けるゲノム編集、
 AI(人工知能)を考える
 ・想像を超える生命科学の進展を
  他人事と眺めてはいけない
 ・多くの人に役立つ最先端医療の情報を
  自分のこととして理解しないともったいない
 ・人間とAIとの差は日々広がっている!
  読解力だけの問題ではない
 ・人工知能が持っていないクオリアの存在は、
  脳科学最大の難問
 (以下省略)

著者略歴

著:竹内 薫
1960年東京都生まれ。サイエンス作家。理学博士。東京大学理学部物理学科卒業、マギル大学大学院博士課程修了。物理、数学、脳、宇宙など難解な分野でもわかりやすく伝える科学ナビゲーターとして活躍。TV、ラジオなどで科学の魅力を伝えるほか、日本経済新聞「今週の3冊」の科学書評は10年続いている。著書は、40万部を超えるベストセラーになった『99・9%は仮説』(光文社新書)ほか多数。近著に『「ファインマン物理学」を読む 普及版』(講談社ブルーバックス)、『わが子をAIの奴隷にしないために』(新潮新書)、『竹内薫の「科学の名著」案内』(徳間書店)など。

ISBN:9784198650315
出版社:徳間書店
判型:4-6
ページ数:288ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2020年06月
発売日:2020年06月27日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PD