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平成が終わったらテレビからいなくなってたものたち

著:堀井 憲一郎

紙版

内容紹介

平成が終わり令和が始まりました。平成の30年間で、テレビから何が消えて、何が変わってしまったのか、世の中のことをとにかく調べまくるコラムニスト・堀井憲一郎が検証します。昭和の終わりから平成のはじめに、雑誌「テレビブロス」で連載していた人気コラム「かぞえりゃほこりのでるTV」を再検証して、現在はどうなっているのか、30年後の今を再調査します。

平成が終わり、テレビは何が変わってなくて、何が変わったのか。

1.地上波からきれいになくなった時代劇
2.昭和、平成、令和を生きる『サザエさん』はすごい
3.微妙に変わってきた朝ドラにおける女の人生縮図
4.昭和の終わりのテレビコマーシャル
5.テレビの中で外国人をたくさん見かけていたころ
6.もう見られない究極の深夜テレビ「砂の嵐」
7.夕方のニュースキャスターは男女ペアが定番だった
8.ドラマにおける電話と食事のシーンの30年
9.本当にいつのまにかなくなっていた昼の帯ドラマ
10.大河ドラマは、変わってほしくない「日曜の夜もの」のひとつなのだろうか
11.衝撃? 独占? 緊急大発表? ワイドショーの刺激的な秘密
12.平日の午前中に放送されていた「ドキュメント女ののど自慢」
13.夏の夜は地上波で毎晩巨人戦を見ていた
14.かつてお昼休みはのんびりする時間だった
15.『笑っていいとも!』の中心はテレフォンショッキングだった
16.海外旅行が憧れだった時代に飛ばしてたアメリカンジョーク
17.家族そろって見るテレビ『連想ゲーム』
18.『オレたちひょうきん族』はおしゃれな番組だった
19.これこそがバブルの象徴『ねるとん紅鯨団』
20.これから売れそうな若手を起用した『夢で逢えたら』
21.『風雲!たけし城』を見ながら結婚年齢について考えた
22.深夜になると「何でもあり」の世界があった

著者略歴

著:堀井 憲一郎
コラムニスト。1958年京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。徹底的に調査して書くというスタイルで、雑誌「テレビブロス」(東京ニュース通信社)の草創期にカウントダウン・コラムニストとして、名物コラム「かぞえりゃほこりのでるTV」を連載。その後、「週刊文春」連載で人気を博し、テレビ・ラジオにも活動の場を広げる。著書に『ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎』(文藝春秋)、『東京ディズニーリゾート便利帖』(新潮社)、『愛と狂瀾のメリークリスマス』(講談社現代新書)、『ねじれの国、日本』(新潮新書)、『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)、『1971年の悪霊』(角川新書)、『ボーっとディズニーランド行ってんじゃねーよ』(双葉社)、『教養として学んでおきたい落語』(マイナビ新書)などがある。

ISBN:9784198649647
出版社:徳間書店
判型:4-6
ページ数:204ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2019年10月
発売日:2019年10月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:KNTC