文春新書 1419
終わらない戦争 ウクライナから見える世界の未来
著:小泉 悠
紙版
内容紹介
ウクライナ戦争から500日が過ぎ、
いよいよウクライナの反転攻勢が始まった。
しかしロシア、ウクライナ双方が苦戦を強いられ、膠着する戦線。
戦争の終わりは見えず、2024年のロシア大統領選を見据えると、
もはや4年目への突入が現実となりつつあるという。
この「終わらない戦争」、そして世界秩序の行方は――。
『ウクライナ戦争の200日』(文春新書)、『ウクライナ戦争』(ちくま新書)に続くロシア・ウクライナ戦争の著者最新分析。
『ウクライナ戦争の200日』でも一つの核をなした高橋杉雄さんとの戦況分析を中心に、本戦争がもたらした日本人の戦争観や安全保障観の変化、終わらない戦争の終わらせ方などを語る。
目次
Ⅰ:ウクライナ戦争を終わらせることはできるのか ×千々和泰明
Ⅱ:プーチンと習近平の急所はどこにあるのか? ×熊倉潤
Ⅲ:ウクライナ戦争「超精密解説」 ×高橋杉雄
Ⅳ:逆襲のウクライナ ×高橋杉雄
Ⅴ:戦線は動くのか ×高橋杉雄
Ⅵ:戦争の四年目が見えてきた ×高橋杉雄