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文藝春秋企画出版

歌三線の民俗誌 沖縄文化の源流を求めて

著:宮城 鷹夫

紙版

内容紹介

三線はご存じのとおり、ニシキヘビの革を胴に張り、3本の弦を弾いて鳴らす沖縄を代表する楽器です。
主に演奏者によって弾き、歌われるため、「歌三線」と呼ばれています。8886の30文字の琉歌や5586の24字からなる仲風などで構成。
ユイユイ、ヒヤミカチ節、安里屋ユンタなど著名な曲もありますが、その一方で歌われることの少ない消滅が心配される曲目も、また多いのです。
著者は、消滅の危機にある古典の曲にも着目し、歌詞を採集。
沖縄各地の歌の生まれた現場もおとずれ、沖縄人のこころに迫ります。
文献的な価値も高い一書です。

目次

まえがき
琉球古典音楽の系譜
野村流の曲と歌意・随想
あとがき

ISBN:9784160090620
出版社:文藝春秋
判型:4-6
ページ数:296ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月25日