分子軌道法
著:友田 修司
紙版
内容紹介
分子軌道(MO)法の解説には,高度な数学的知識と多くの数式が必要とされるのが通例である.しかし,本書は必要最小限の数式だけを用いることで,軌道相互作用の原理を基盤としたMO法のエッセンスを理解できるよう工夫した.初学者にもやさしい教科書.
目次
第1章 定性的分子軌道法のすすめ
第2章 原子軌道の準位と広がり
第3章 定性的分子軌道法
第4章 軌道相互作用の原理
第5章 共役π電子系の分子軌道――芳香族性を考える
第6章 AH型分子の分子軌道――結合距離・結合強度を考える
第7章 2原子分子の分子軌道――共有結合を考える
第8章 AH2型分子の分子軌道――水分子はなぜ屈曲構造か?
第9章 AH3型分子の分子軌道――アンモニア分子の構造を考える
第10章 AH4型分子の分子軌道――メタンの構造を考える
第11章 フロンティア軌道と化学反応
第12章 軌道概念で化学現象を俯瞰する
Introduction to Molecular Orbital Theory: The Orbital Interaction Paradigm
Shuji TOMODA
ISBN:9784130625111
。出版社:東京大学出版会
。判型:A5
。ページ数:320ページ
。定価:3900円(本体)
。発行年月日:2017年01月
。発売日:2017年01月27日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PNR。