中公文庫 た28-22
ゆめはるか吉屋信子
秋灯机の上の幾山河(中)
著:田辺聖子
紙版
内容紹介
これで一生、文学というものをやるのか――。新聞の懸賞小説で『地の果まで』が一等に選ばれ、信子は小説家として本格的に歩み始める。林芙美子、宇野千代らとの交遊、パートナー門馬千代との出会い。流行作家として嫉妬や羨望の的になりつつも信子は屈しない。やがて日中戦争が勃発すると、ペン部隊として従軍することに……。【全三巻】