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中公文庫

親鸞の言葉

著:吉本 隆明

紙版

内容紹介

「親鸞の存在の意味はおもに言葉であった」と喝破した吉本隆明。本書はこの戦後思想の巨人が「歎異抄」「教行信証」などと向き合い、親鸞思想の核心をなす言葉を選び抜き、現代語訳を試みたものである。鮎川信夫、佐藤正英、中沢新一との対談を併せて収める。文庫オリジナル。〈巻末エッセイ〉梅原 猛

著者略歴

著:吉本 隆明
一九二四(大正一三)年、東京生まれ。詩人・評論家。東京工業大学電気化学科卒業。五二年『固有時との対話』で詩人として出発。その後、評論家として精力的に活動し、「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。主な著書に『共同幻想論』『言語にとって美とはなにか』『最後の親鸞』『夏目漱石を読む』(小林秀雄賞)『吉本隆明全詩集』(藤村記念歴程賞)などがある。二〇一二年三月死去。

ISBN:9784122066830
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:288ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2019年01月
発売日:2019年01月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRFB