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中公文庫

俳句の五十年

著:高浜 虚子

紙版

内容紹介

迷いと模索をし続けた青春時代を振り返る。子規と出逢い、漱石の思い出話、のちに誹風をめぐり対立した親友碧梧桐へのお思いを描く。一九四七年、中央公論社から刊行された知られざる半自叙伝を初文庫化〈解説〉岸本尚毅

著者略歴

著:高浜 虚子
一八七四(明治十)年、愛媛県生まれ。俳人、小説家。本名、清。伊予中学校時代に正岡子規の門に入り、第二高等学校在学中、俳句革新運動の開始を知り、河東碧梧桐とともに中退して上京、子規を中心とする『日本』派俳句の双璧となった。子規没後『ホトトギス』を主宰、客観写生を受継いで伝統墨守の立場をとり、新傾向の俳句を推進した碧梧桐派と勢力を二分した。一時は写生文小説に熱中したが、大正初頭に俳壇に復帰、「客観写生」「花鳥諷詠」論を主張した。『稿本虚子句集』から『七百五十句』まで、多くの句集がある。小説は『俳諧師』『続俳諧師』『柿二つ』など。一九三七年芸術院会員。五四年文化勲章受章。弟子として飯田蛇笏、水原秋桜子、山口誓子、中村草田男などを輩出。一九五九(昭和三四)年没

ISBN:9784122066267
出版社:中央公論新社
判型:文庫
ページ数:288ページ
定価:860円(本体)
発行年月日:2018年08月
発売日:2018年08月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNL
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:DS
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1FPJ