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中公新書ラクレ

子どもの病気 常識のウソ

著:松永 正訓

紙版

内容紹介

「風邪には抗生物質が効く?」「ステロイド軟膏が危ない?」「便秘薬はクセになる?」


ネットにはウソの医療情報が溢れている。風邪を治す抗生物質なんてない。ステロイド軟膏は危なくない。便秘薬はクセにならない……。
裏づけのない医療情報を信じるな。面倒だからと薬を処方する医師もいるが、風邪に効く薬なんてない。20年間で200人のがんの子どもたちを診た小児外科医は断言する。医学的な裏づけのない治療は「百害あって一利なし」。
読売新聞オンライン(YOL)ヨミドクターで17万PVを記録したインフルエンザの記事を含む大好評連載「松永正訓の小児医療~常識のウソ」をまとめた医療知識の決定版。病院に駆けこむ前に、ぜひ読んでおきたい一冊。

著者略歴

著:松永 正訓
医師。一九六一年、東京都生まれ。八七年、千葉大学医学部卒業、小児外科医となる。小児がんの遺伝子研究により医学博士号修得。一九年間で二〇三人の小児固形がんの子どもたちと共に闘った。二〇〇六年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長。一三年、第二〇回小学館ノンフィクション大賞受賞作『運命の子・トリソミー』を刊行。著書に『小児がん外科医』(中公文庫)、『命のダイアリー』『がんを生きる子』(共に、講談社)など。

ISBN:9784121506023
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:256ページ
定価:840円(本体)
発行年月日:2017年11月
発売日:2017年11月09日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN