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中公新書 2799

戦後フランス思想

サルトル、カミュからバタイユまで

著:伊藤直

紙版

内容紹介

第二次世界大戦後、ナチ・ドイツから解放されたフランスの思想界には綺羅星の如き群像が台頭。サルトルを筆頭にカミュやボーヴォワール、メルロ=ポンティ、バタイユらが次々と作品を世に問い、論戦を繰り広げた。本書は、彼らが哲学と文学を架橋するかたちで活動を展開した点などに着目。実存主義が世を席巻し、知識人や芸術家の政治的社会参加(アンガジュマン)が促された時代精神を描き出す。

著者略歴

著:伊藤直
伊藤直(いとう・ただし) 松山大学経済学部教授.1977年宮城県生まれ,パリ第三大学博士課程修了.博士(文学).専門は20世紀フランス文学・思想. 論文に「個的時間から集団的あるいは歴史的時間へ:恐怖に対する反抗を中心に」など. 共著にDictionnaire Albert Camus[『アルベール・カミュ辞典』],Paris, Robert Laffont, 2009. 訳書にジャン=ピエール・ルゴフ『プロヴァンスの村の終焉(上・下)』(青灯社,2015年)などがある.

ISBN:9784121027993
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:288ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2024年04月
発売日:2024年04月22日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDH
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX
国際分類コード【Thema(シーマ)】 3:1DDF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 4:1DDN