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中公新書 2771

カラー版 美術の愉しみ方

「好きを見つける」から「判る判らない」まで

著:山梨俊夫

紙版

内容紹介

絵に殉じたゴッホの筆遣い、色彩を見極めたセザンヌの眼、人間の生命を彫像にしたロダンの手。優れた絵画・彫刻は、作家の感性と知性が結晶した永遠の芸術である。東西の名品を堪能できる現場が美術館や展覧会だ。本書は、関心を開く・好きを見つける・読む・比べる・敷居をまたぐ・参加する・判るという7つの視点から、読者を現場にいざなう。80点のカラー図版とともに、美術体験の感動に迫り、愉しみ方を伝授する。

著者略歴

著:山梨俊夫
山梨俊夫 1948年横浜市生まれ。東京大学文学部美学芸術学科卒業。神奈川県立近代美術館館長、国立国際美術館館長を経て、社団法人全国美術館会議事務局長。主な展覧会企画に、「火と炎の絵画」展、「テオドール・ジェリコー」展、「視覚の魔術」展、「自然と人生」展、「ミケル・バルセロ」展など多数。著書『絵画の身振り』(昭森社、1990年、第2回倫雅美術奨励賞/ブリュッケ、2018年)、『現代絵画入門』(中公新書、1999年)、『描かれた歴史』(ブリュッケ、2005年)、『風景画考 I~III』(ブリュッケ、2016年、第67回芸術選奨文部科学大臣賞)、『現代美術の誕生と変容』(水声社、2022年)など。

ISBN:9784121027719
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2023年09月
発売日:2023年09月21日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WF