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中公新書 2731

物語 遺伝学の歴史

メンデルからDNA、ゲノム編集まで

著:平野博之

紙版

内容紹介

子はなぜ親に似るのか? この仕組みを解き明かすことから始まったのが遺伝学だ。メンデル以来約160年とその歴史は浅いものの、遺伝学はいまや生物科学の中核となった。遺伝子が子へ伝達される仕組みや生体内での働きが明らかとなり、染色体からDNAへと、遺伝子の実体解明も進む。そして、PCRやゲノム編集などの最新技術にも結実する。遺伝学の研究と発見の歴史を、科学者の生涯とともにドラマチックに描く。

著者略歴

著:平野博之
平野博之
1954年千葉県生まれ。1978年東北大学理学部生物学科卒業、1983年名古屋大学大学院農学研究科修了。国立遺伝学研究所助手、東京大学大学院農学生命科学研究科助教授、同大学大学院理学系研究科教授等を務める。東京大学名誉教授。農学博士。
主著『花の分子発生遺伝学――遺伝子のはたらきによる花の形づくり』(共著、裳華房、2018)ほか。

ISBN:9784121027313
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:296ページ
定価:980円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:PDZ
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:PSAK