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中公新書 2654

日本の先史時代

旧石器・縄文・弥生・古墳時代を読みなおす

著:藤尾 慎一郎

紙版

内容紹介

歴史の教科書で最初に出てくる、旧石器・縄文・弥生・古墳時代。いわゆる「先史時代」である。明治から戦後にかけ定着していったこれらの時代区分だが、考古学の発展や新資料の発掘にともない、今も定説を覆す新発表が相次ぐ。本書では、その最前線を紹介。土器の誕生、人々の定住、土偶と祭祀、水田稲作の開始、「まち」の出現、古墳の成立――。時代が移り変わるプロセスを重視する「移行期」研究の視点から、「日本創世」の時代の実像を描き出す。

著者略歴

著:藤尾 慎一郎
藤尾慎一郎

1959年、福岡市生まれ。広島大学文学部史学科卒業。九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、国立歴史民俗博物館教授。専門は日本考古学。▼単著に、『縄文論争』(講談社選書メチエ)、『弥生変革期の考古学』(同成社)、『〈新〉弥生時代 五〇〇年早かった水田稲作』『弥生文化像の新構築』(ともに吉川弘文館)、『弥生時代の歴史』(講談社現代新書)などがある。

ISBN:9784121026545
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:320ページ
定価:940円(本体)
発行年月日:2021年08月
発売日:2021年08月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ