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中公新書

陸奥宗光

「日本外交の祖」の生涯

著:佐々木 雄一

紙版

内容紹介

条約改正や日清戦争を導いた外交指導者、陸奥宗光。幕末、御三家・紀州に生まれた陸奥は、坂本龍馬のもとで頭角を現す。そして明治新政府では知事などを務め地租改正の初期段階も担うが、政府転覆計画に関与し投獄される。出獄後、ヨーロッパ遊学を経て再起し、駐米公使としてメキシコと対等条約を締結。さらに外務大臣となって伊藤博文首相とともに条約改正・日清戦争に相対した。本書は最新の研究成果をもとに、外交手腕から内政への情熱まで、「日本外交の祖」の実像に迫る。

著者略歴

著:佐々木 雄一
1987年、東京都生まれ。2011年、東京大学法学部卒業。16年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。東京大学特任研究員、首都大学東京都市教養学部法学系助教を経て、18年より首都大学東京法学部助教。専攻は日本政治外交史。著書に『帝国日本の外交1894-1922』(東京大学出版会、2017年)、『明治史講義【テーマ篇】』(共著、ちくま新書、2018年)、『天皇の近代』(共著、千倉書房、2018年)。

ISBN:9784121025098
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:320ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2018年10月
発売日:2018年10月20日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB