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中公新書

光明皇后

平城京にかけた夢と祈り

著:瀧浪 貞子

紙版

内容紹介

藤原不比等の子として生まれ、同い年の首(おびと)皇子(後の聖武天皇)と一緒に育った光明子。多くの期待を背負った彼女は、やがて皇后となり、大仏建立等の政策を補佐していく。華やかな天平時代はしかし、長屋王事件、相次ぐ遷都など動乱の時代でもあった。皇太子の死、藤原四兄弟の急死などもあり、光明皇后の生活は愁いに満ちたものとなってゆく。時代史のなかに光明皇后の生涯を位置づけ、新たな人間像に光を当てる。

著者略歴

著:瀧浪 貞子
京都女子大学名誉教授。1947年大阪府生まれ。1973年、京都女子大学大学院文学研究科修士課程修了。平安博物館職員、京都女子大学講師、同大学教授等を歴任。2013年、定年退職。文学博士(筑波大学)。

ISBN:9784121024572
出版社:中央公論新社
判型:新書
ページ数:304ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2017年10月
発売日:2017年10月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:WQY