中公叢書
前方後円墳とはなにか
著:広瀬 和雄
紙版
内容紹介
3世紀中ごろから7世紀初めごろまでのおよそ350年間に、北海道・東北北部と沖縄を除く日本列島の各地で、約5200基の前方後円墳が築造された。共通性と階層性を見せる古墳がつくられたのはなぜか。
本書は膨大な事例研究をとおして、前方後円墳とはなにか、前方後円墳に表された関係とはなにかを探究し、新しい古墳時代像を提出する画期的な試みである。