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中公叢書

前方後円墳とはなにか

著:広瀬 和雄

紙版

内容紹介

3世紀中ごろから7世紀初めごろまでのおよそ350年間に、北海道・東北北部と沖縄を除く日本列島の各地で、約5200基の前方後円墳が築造された。共通性と階層性を見せる古墳がつくられたのはなぜか。
本書は膨大な事例研究をとおして、前方後円墳とはなにか、前方後円墳に表された関係とはなにかを探究し、新しい古墳時代像を提出する画期的な試みである。

著者略歴

著:広瀬 和雄
広瀬和雄

一九四七年、京都市に生まれる。同志社大学卒業。大阪府教育委員会、大阪府立弥生文化博物館勤務ののち、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授等を歴任。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。文学博士(大阪大学)。専攻は日本考古学(弥生・古墳時代の政治構造)。著書に『前方後円墳国家』『前方後円墳の世界』『カミ観念と古代国家』『古墳時代像を再考する』ほか。

ISBN:9784120052354
出版社:中央公論新社
判型:4-6
ページ数:464ページ
定価:2600円(本体)
発行年月日:2019年12月
発売日:2019年12月18日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:NHF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ