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ストア派の哲人たち

セネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウス

著:國方 栄二

紙版

内容紹介

犬の哲学者とは?

樽の中で暮らす。。。
ネズミに学ぶ
奴隷から哲学者に!

「ストイックに生きる」ことは、自分に厳しいだけの生き方なのだろうか?キュニコス派のディオゲネスから、ゼノンらの初期ストア派、パナイティオスらの中期ストア派、ローマ時代の後期ストア派、すなわちセネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウスの思想を紹介。初期、中期、後期の特徴を分析し比較し、「ストイックに生きる」という意味を探る


第一章 自然にしたがって生きよ――キュニコス派

第二章 時代が求める新しい哲学――ストア哲学の誕生

第三章 沸き立つローマの市民――ストア哲学の伝承

第四章 不遇の政治家――セネカ

第五章 奴隷の出自をもつ哲人――エピクテトス

第六章 哲人皇帝――マルクス・アウレリウス
終 章 ストイックに生きるために

著者略歴

著:國方 栄二
1952年生まれ、大阪在住。専門は古代ギリシア哲学。京都大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士(京都大学)。主な著訳書に『プラトンのミュートス』(京都大学学術出版会)、『ギリシア・ローマの智恵』(未知谷)、『プラトンを学ぶ人のために』(共著、世界思想社)、『新プラトン主義を学ぶ人のために』(共著、世界思想社)、『哲学の歴史2』(共著、中央公論新社)、『エピクテトス』(鹿野治助訳、解説、中央公論新社)など。『アリストテレス全集19』(共訳、岩波書店)、『ソクラテス以前哲学者断片集I~III』(共訳、岩波書店)、『プラトン哲学入門』(共訳、西洋古典叢書、京都大学学術出版会)など。論文は「コスモポリタニズムの起源」(『西洋古典学研究』LVII、岩波書店)など。

ISBN:9784120051579
出版社:中央公論新社
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:2400円(本体)
発行年月日:2019年01月
発売日:2019年01月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QDHA
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDX