新潮文庫
電気革命
モールス、ファラデー、チューリング
著:デイヴィッド・ボダニス
訳:吉田 三知世
紙版
内容紹介
同じ電信技術を追求しながら、特許のために人生の明暗が分かれたモールスとヘンリー。聴覚障害者だった恋人への一途な愛から電話を発明したベル。宇宙空間は神の存在であまねく満たされていると信じつつ電気や磁気を伝える力場を発見したファラデー。電気と電子をめぐる研究の裏側には数多の人間ドラマがあった。劇的すぎる近現代科学技術史人物伝。『エレクトリックな科学革命』改題。