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城のつくり方図典

改訂新版

著:三浦 正幸

紙版

内容紹介

決定版城郭辞典が10年ぶりに改訂!

ロングセラーのNo.1城図典が、10年ぶりに改訂となりました。

城の「縄張」を定め、堀・土塁・石垣をつくる「普請」をし、天守・櫓・御殿をつくる「作事」をし、「城下町」をつくるまでの、すべてのプロセスが、豊富な図版とわかりやすい解説でひもとかれた、最新・最強・最詳の城図典です。

10年ぶりの改訂では、巻頭の安土城・大坂城・江戸城ほかのカラー復元図を刷新したほか、50年ぶりの大修理を終えた姫路城、松江城天守の国宝指定を含め、写真から解説まで、随所の内容を最新情報に改訂しました。

【著者プロフィール】

三浦正幸(みうら・まさゆき)
1954年生まれ。広島大学大学院文学研究科教授。東京大学工学部建築学科卒業、工学博士。一級建築士。専門は日本建築史および文化財学。多数の城郭関係書籍を執筆・監修。今日の城郭の復元にも数多く携わっている。








【編集担当からのおすすめ情報】
2015年は、姫路城の大修理、松江城天守の国宝指定と、まさに城づくしの一年でした。それらを受けて、城図典の決定版と評判高い本書も、改訂新版となりました。冒頭の安土城、豊臣大坂城、江戸城ほかの復元図も一新され、新たに多数の写真も入れ替えました。
めくればめくるだけ発見のある、城図典です。

目次

口絵 天守の変遷 復元図でたどる近世城郭の天守の歴史

1 縄張の章 城地を定める
曲輪を築く
虎口を開く

2 普請の章 堀をうがつ 堀の発展/堀は最強の防衛戦
土塁を盛る
石垣を築く 石垣の発展/石の加工と運搬/石垣を立ち上げる/勾配をつける・反らす
石垣を化粧する/坂を造る

3 作事の章 天守を上げる 天守を築く/天守の形式を選ぶ/柱を立てる/壁を塗る/窓を開く
破風で飾る/廻縁を張る/瓦を葺いて、鯱を上げる/天守の構成
櫓を上げる 櫓の構造/櫓の役割
城門をつくる 城門の種類/櫓門・高麗門を建てる/扉を取り付ける
土塀を掛ける
御殿を建てる 御殿の構造と役割/御殿の暮らし
土蔵・番所・馬屋を建てる

4 城下町の章 城下町の役割
街道と港をつくる

5 城の歴史と地方色

ISBN:9784096263273
出版社:小学館
判型:A5
ページ数:256ページ
定価:2800円(本体)
発行年月日:2016年03月
発売日:2016年02月26日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:AM
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ