家に家紋があるように、市町村にはそれぞれ顔とよべる市町村章があります。古いものでは明治期に制定された墨一色の格調高いものから、最近のものではカラフルで洗練されたデザインのものまで、さまざまです。特に、平成の大合併により新しい市町村が続々と誕生し、それに伴い新しく制定された市町村章は今までの市町村章のイメージをくつがえすような斬新なものが数多くあります。そうした新旧織り交ぜた市町村章を都道府県別にして五十音順に並べたものです。また、市町村章の下にはその紋章の由来と制定年月日が添えてあります。これにより市町村章の意味と時代を把握できるようになり、それぞれの市町村章への理解がより深まります。