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小学館文庫

エッフェル塔くらい大きな雲を呑んでしまった少女

La petite fille qui avait avale un nuage grand comme la tour Eiffel

著:ロマン・プエルトラス
訳:吉田 恒雄

紙版

内容紹介

フランス発、笑って泣ける怒濤のコメディ!

ハンサムな航空管制官レオは、オルリー市街の理髪店で髪をカットされながら、理髪師の老人を相手に語りはじめた。レオによると、アイスランドで起きた火山噴火の影響でヨーロッパ中の空港が閉鎖された日、プロヴィダンスという名の美女が勤務先の空港管制塔に突然現れた。なぜかビキニ姿の彼女は、「モロッコの病院にいる娘の容態が悪化したので会いに行きたい。いますぐ離陸許可を出してもらいたい」と訴えたという…。
デビュー作『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』がフランスで30万部のベストセラーとなり、衝撃のデビューを飾った驚異の新人ロマン・プエルトラス。彼の第2作は、前作同様、炸裂するだじゃれやきわどいジョークにおなかを抱えて笑わせられ、気づくとほろりとさせられている怒濤のコメディ。深刻な話こそ笑い飛ばしてしまえ、という著者の挑戦的な試みに、あなたもきっとハマるはず!?

ISBN:9784094061192
出版社:小学館
判型:文庫
ページ数:288ページ
定価:700円(本体)
発行年月日:2015年06月
発売日:2015年06月05日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB