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なぜザ・プレミアム・モルツはこんなに売れるのか?

6年連続売上増を達成「最高金賞のビール」へのサントリーの取組

著:片山 修

紙版

内容紹介

デフレ下で、高級ビールがなぜヒットしたのか?

45年間赤字が続いたサントリーのビール事業を黒字化する原動力となった『ザ・プレミアム・モルツ』はなぜ売れたのか。
デフレに負けない営業マンたちの「売る技術」、失敗を成功につなげる開発者の「生む技術」、最高レベルの品質を日々進化させる工場マンの「つくる技術」、つくり手の想いと消費者をブランド戦略で「つなぐ技術」……デフレ不況に悩む現代ビジネスマンのヒントに溢れる1冊となっている。
また、「やってみなはれ」「おもろいやないか」の精神を核とする、サントリー企業文化は、ヒット商品が生まれる過程をどのように支えたのか。日本企業の生き残り、勝ち残りのための方策を、このモデルケースから導き出す。

【編集担当からのおすすめ情報】
モノが売れない時代に悩む営業マンや、商品開発に携わるビジネスマンの方々はもちろんのこと、就職活動でサントリーを受けようとしている学生の皆さんにとっても、この企業がどのようにして商品をつくり、売っていくのかがよくわかる「必読の1冊」となっています。

目次

第1章 営業--デフレに負けない“売る技術”
“攻め”に徹する営業
「暗黒の時代」から続く取り組み
「ハレの日営業」への新たな挑戦
「飲用時品質」を高める

第2章 開発--失敗を成功につなげる“生む技術”
開発者が貫いた「理想追求」の志
開発秘話から見えた「ヒットの法則」

第3章 生産--最高レベルの品質を進化させる“つくる技術”
原料調達のプロの「真剣勝負」
ベテラン工場マンたちの「こだわり」
現場に伝承される「暗黙知」

第4章 ブランド--つくり手の想いと消費者を“つなぐ技術”
パッケージ担当者の「閃き」
なぜ矢沢永吉を起用したのか
ギフト専門担当者が伝えたい「コンセプト」

第5章 経営--組織を活性化する“マネジメント技術”
なぜ「意識改革」が求められたのか
新市場創造の「その先」

ISBN:9784093798167
出版社:小学館
判型:4-6
ページ数:256ページ
定価:1500円(本体)
発行年月日:2010年06月
発売日:2010年06月07日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:TDCT