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冥府山水図・箱庭

著:三浦 朱門

紙版

内容紹介

短編出世作と不倫の性を描いた代表長編小説

「冥府山水図」は己の絵の完成に生涯を賭した老画家の鬼気迫る執念と、到達点のない芸術の魔性を巧みに描き、”芥川の再来”とまで評された著者出世作の短篇。

東京山の手を舞台にした、広大な敷地に住む明治生まれの老父母、大正生まれの長男夫妻、昭和生まれの次男夫妻と、世代の異なる一族が繰り広げる赤裸々な人間模様を描いた「箱庭」は、一見平和で裕福に見える裏側に蠢く、性の衝動や空疎な関係性を生々しく描いた長篇意欲作。

ISBN:9784093523349
出版社:小学館
判型:B6
ページ数:288ページ
定価:550円(本体)
発行年月日:2018年04月
発売日:2018年04月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ