乳がんは胃がんを抜いて日本女性の死亡率トップになるほど急増しています。乳がんで命を落とさず、おっぱいを失わないためには、適正な検診をうけ、万が一の場合でも極力早期で見つけること。本書では早期発見のために必要な最新情報と、乳がんが発見された場合の告知後の検査の流れから手術の実際、術後の治療、リハビリまでを、専門医がていねいに解説します。特にこの数年で乳がん治療は格段に進歩しました。新しい情報こそ病気と闘う武器になります。また、早期乳がんを克服した女性医療ライターによる体験記を掲載。発見から病院探し、治療の選択、手術、治療終了までを具体的な行動や心の動きを交えて綴りました。検診で「経過観察」「要精密検査」といわれたら、おっぱいに気になることがあったら、必読の1冊です。