好評のうちに改訂・重版をしている「検査の手引き」の改訂第5版。4版(新装改訂版)発刊後の医療の進歩に伴い、検査の内容や方法、判定基準などが変化し、新しい重要な検査も増えてきました。高血圧、高脂血症、肥満など、重要な生活習慣病の診断ガイドラインも次々に変更され、人間ドックや健康診断の検査数値の全国統一をめざしている日本病院学会では、それらの成果を早めに取り入れています。また、医療機器による検査も、新しい検査機器やより精密な画像診断法が種々開発され、実施されています。 本書は、そうした最新の検査法や判断基準をくわしく解説し、健康診断、人間ドックなど病院で行われる検査の目的や方法、受け方、判定結果の見方、異常値のときの注意などがわかりやすい内容になっています。