お父さんの技術が日本を作った! 2
〔メタルカラー〕のエンジニア伝
文:茂木 宏子
監:山根 一眞
紙版
内容紹介
創造にたずさわる人生は、未知の世界に挑戦する、わくわくするできごとだ!
身の回りにあるあらゆるモノや設備、そして情報も、すべて人が創造したものです。ところが、私たちはその貴い仕事をしている人たちの、名前も仕事の中身もほとんど知りません。ふだんは表の舞台にあまり出てこないけれど、確実に日本を支えているモノ作りの人たち。そんな[メタルカラー]のエンジニアの仕事と人生に再びスポットを当てました。 今回は、宇宙で“UFOキャッチャー”を成功させた宇宙飛行士、3.5tもある世界最大のタイヤを作った人、世界最長のつり橋の土台を作った人、海水を真水に変える誰にも見ることのできない膜を作った人、ギネスブック公認の世界最速のエレベーターを作った人、の5人のメタルカラーのエンジニアが登場。彼らはどんな子ども時代を送ったのか? その中で芽生えた好奇心や物事へのこだわりをどう生かして仕事を選んだのか? また、最先端の技術が現場でどのように生かされているのか? モノ創りにたずさわる人生が、いかに誰も経験したことのない未知の世界への挑戦であるか、等が生き生きとわかりやすく描かれています。 この本によって、メラルカラーの仕事の貴さを知り、その誇り高いモノ作りに関心を持ってもらいたいと思います。職業選択を考える小学校高学年~高校生にぜひ読んでほしい本です。