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小学館文庫

佐武と市捕物控 2

著:石ノ森 章太郎

紙版

内容紹介

江戸の街に織りなす人間の情と業を描き出す大人気捕物コミック!

▼第1話/刻の祭り(ときのまつり)▼第2話/闇の片脚▼第3話/椋鳥(むくどり)▼第4話/年の関▼第5話/めでたさも中位なり江戸の春 ●登場人物/佐武(下っ引き。縄術の使い手)。松の市(居抜きの達人の按摩)。みどり(佐平次の娘。佐武に思いを寄せる) ●あらすじ/「鬼道組」の3人が佐武に復讐するために、島抜けをして江戸へ戻ってきた。2年前、鬼道組がみどりを人質に取り、佐平次と市は苦戦していた。そこを佐武が助けたことが縁で、佐武は佐平次のもとに身を寄せたのだった。姉の病の知らせを聞き故郷の村へと急ぐ佐武を、鬼道組が追う。さらに、その後を追って市も旅立つ……(第1話)。▼伏見屋の酒樽の中に毒が投げ込まれ、その酒を飲んだ14名が死んだ。さらに蔵の中では伏見屋の娘と「番船」の船頭が絞殺されていた。田辺は最後に酒蔵に入った椋鳥の茂平を疑うのだが、茂平と知り合いである佐武は彼の無実を信じる……(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/佐平次(佐武の親分の岡っ引き。病の身)。田辺(上役の同心)

ISBN:9784091921321
出版社:小学館
判型:文庫
ページ数:339ページ
定価:581円(本体)
発行年月日:1996年