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小学館文庫

1000年女王 2

新竹取物語

著:松本 零士

紙版

内容紹介

地球が破滅の危機に!? 壮大なスケールで描かれる世紀末ファンタジー!

●主な登場人物/雨森始(好奇心が強く心優しい少年。爆発事故で両親を亡くす)、雪野弥生(惑星ラーメタルから来た1000年女王)、雨森教授(始の叔父) ●あらすじ/地球の内部には隕石の落下によってできた大空洞があり、そこには地上とまったく同じような風景が広がっていた。ただひとつ違うことは、そこ自体が永い年月をかけて建造された巨大な宇宙船だということだ。人々の反応を見るために実際に宇宙を飛んでいるかのような幻覚テストが行なわれた後、空洞船は1000年女王の指揮によって宇宙へと飛び立つ。地球人を惑星ラーメタルへ輸送するために……。 ●本巻の特徴/空洞船にいる始の前にラーレラと名乗る不思議な少女が現われる。彼女の実体は空洞船の中にはなく、始に見えるのはいわば影のようなものらしい。彼女の正体は何者なのか、そしてたびたび現われる謎の集団・1000年盗賊の目的とはいったい何なのだろうか……? ●その他のキャラクター/夜森大介(1000年女王に仕えるラーメタルの兵士)、1000年盗賊の首領(実は弥生の妹のセレン)、ミライ(歴代の1000年女王の墓地の墓守)、レオパルド(ラーメタルの空間機甲団の司令官)、アラジン(ラーメタル製のロボット。始と友達になる)、ハンニバル(ラーメタルの伝説の英雄)、ラーレラ(謎の少女)

ISBN:9784091920720
出版社:小学館
判型:文庫
ページ数:344ページ
定価:600円(本体)
発行年月日:1995年