良妻の掟
著:カーマ・ブラウン
訳:加藤 洋子
紙版
内容紹介
女たるもの、したたかでなくては。
元バリキャリ・現小説家志望のアリスは不満だった。夫に伴い渋々引越した古い屋敷は、相当な手入れが必要な物件だったのだ。いざ掃除すると、古い料理本や1950年代の雑誌など、前の女主人ネリーの暮らしていた痕跡が見つかった。
庭と植物を愛する、良妻の鑑であったはずのネリーには、どうやら深い秘密がありそうで…。
ニューヨーク郊外の屋敷を舞台に、時代を超えたシスターフッドを描く。
北米ベストセラー・エンタテインメント小説!
【著者プロフィール】
カーマ・ブラウン(Karma Brown)
カナダのオンタリオ州生まれ。ジャーナリスト、作家。ウエスタン・オンタリオ大学で心理学と英語を専攻し、その後ビジネスコンサルティング会社のマーケティング部門で働きながら、ライアソン大学大学院でジャーナリズムを学ぶ。
のちに小説やノンフィクションを執筆するようになり、本書は小説5作目にあたる。
現在はトロント郊外で夫、娘、犬と暮らしている。
【訳者プロフィール】
加藤洋子(かとう・ようこ)
文芸翻訳家。ハンナ・ケント『凍える墓』、デレク・B・ミラー『白夜の爺スナイパー』『砂漠の空から冷凍チキン』(以上集英社文庫)、クリスティン・ハナ『ナイチンゲール(上・下)』(小学館文庫)、ケイト・クイン『戦場のアリス』『亡国のハントレス』『ローズ・コード』(以上ハーパーBOOKS)など訳書多数。
【原題】
Recipe for a Perfect Wife
ISBN:9784087735222
。出版社:集英社
。判型:4-6
。ページ数:368ページ
。定価:2500円(本体)
。発行年月日:2022年12月
。発売日:2022年12月15日
。国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB。