海のアルメニア商人アジア離散交易の歴史

集英社新書

書籍

オンデマンド版

大活字版

書籍

雑誌

電子版

読み上げ可能電子版

オーディオブック

著：重松伸司

出版社：集英社

同一作品の他版

アクセシブルブック

内容紹介

有史以来、アルメニアは次々と勃興する帝国のはざまで侵略を受け、「ディアスポラ（離散）」という運命に晒されてきた。
離散したアルメニア人たちは、近世のユーラシア大陸では「陸の巡回商人」として活躍していたが、近代になると「海の商人」に変貌し、インド・東南アジアを経て、香港や上海、日本にまで到来していたことが調査により明らかになった。
彼らは各地でどのようにコミュニティを築き、いかに生き抜いてきたのか――。
インド、マレーシアなどでの資料収集、墓碑調査、インタヴューをもとに、アルメニア商人たちの姿をアジア交易の視点から鮮やかに描き出す。

重松伸司（しげまつしんじ）
歴史学者。
追手門学院大学名誉教授。
「マレーシアおよびシンガポールにおけるインド移民社会の形成と変容」をテーマに博士号取得（文学）。
著書に『マラッカ海峡物語ペナン島に見る多民族共生の歴史』（集英社新書）、『マドラス物語――海道のインド文化誌』（中公新書）など。

ISBN：9784087212600
出版社：集英社
判型：新書
ページ数：208ページ
定価：1050円（本体）
発行年月日：2023年04月
発売日：2023年04月17日
国際分類コード【Thema（シーマ）】１：KCLT。

※同一作品の他版、アクセシブルブックにはAIにより推定されたものが含まれる場合があります。

ご購入はこちら

海のアルメニア商人 アジア離散交易の歴史

内容紹介

海のアルメニア商人アジア離散交易の歴史