出版社を探す

文学のエコロジー

著:山本 貴光

紙版

内容紹介

文芸作品をコンピュータで動くシミュレーションとしてつくるとしたら、なにをどうすればよいだろうか。作品をゲームクリエーターの目、プログラマーの目で眺める。構造やメカニクスに焦点を当てる技術を駆使し、文学をエコロジーとして見る。作品世界を探検するための地図を持とう。
小説にはなにが書かれて、なにが書かれていないのか。客観的に作品を眺めることで、見えてくる、楽しめる、作品世界とその魅力。

著者略歴

著:山本 貴光
やまもと・たかみつ 1971(昭和46)年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。文筆家、ゲーム作家。「哲学の劇場」主宰。著書に『文体の科学』『「百学連環」を読む』『文学問題(F+f)+』『投壜通信』、共著に『脳がわかれば心がわかるか』(吉川浩満氏と)『高校生のためのゲームで考える人工知能』(三宅陽一郎氏と)『その悩み、エピクテトスなら、こう言うね。』(吉川浩満氏と)、訳書にケイティ・サレン、エリック・ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ』、メアリー・セットガスト『先史学者プラトン 紀元前一万年―五千年の神話と考古学』(吉川浩満と共訳)など。

ISBN:9784065336458
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:448ページ
定価:2500円(本体)
発行年月日:2023年11月
発売日:2023年11月23日