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講談社文庫

死にふさわしい罪

著:藤本 ひとみ

紙版

内容紹介

「愛」を解くのは、
どんな謎より難しい。

高校の秋休みに神戸の別荘を訪れた上杉和典は、駅で出会った女性が、少女マンガ家の伯母と隣家に住む気象予報士と知る。彼女の夫は一年前の十三夜に失踪していた。かつての探偵チームKZの仲間たちにも知恵を借りながら、真相を突き止めようとする和典は、事件の鍵を握ると思われた伯母に接触を試みる。

平家落人伝説の残る宝沼。
そこに眠るのは、財宝か、
平家の亡霊か、それともーー?
天才高校生・上杉和典が真相に挑む!

著者略歴

著:藤本 ひとみ
長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光を浴びる。フランス政府観光局親善大使を務め、現在AF(フランス観光開発機構)名誉委員。パリに本部を置くフランス・ナポレオン史研究学会の日本人初会員。著書に、『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク 緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『皇帝ナポレオン』『幕末銃姫伝』『失楽園のイヴ』『密室を開ける手』『数学者の夏』『君が残した贈りもの』など多数。

ISBN:9784065329344
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:320ページ
定価:810円(本体)
発行年月日:2024年06月
発売日:2024年06月14日