出版社を探す

健康ライブラリー

名医が答える! 腎臓病 治療大全

監:小松 康宏

紙版

内容紹介

【名医が疑問に答える決定版!】

健康診断などで、腎臓の働きに問題があるという指摘を受ける人が増えています。
症状がないため、その指摘に驚き、動揺する人も少なくありません。

腎臓病にはさまざまな種類がありますが、なかでも注目されているのが「慢性腎臓病(CKD)」です。
腎臓の働きが少しずつ低下していき、後戻りできなくなっていく状態で、日本の大人のじつに8人に1人はCKDをかかえていると推測されています。

腎臓の働きが低下しても、自分ではほとんど気づくことができません。
しかし、尿や血液には、自分で気づくよりずっと以前から「腎臓が弱っているサイン」が現れています。
腎機能の低下を指摘されたら、「症状がないから大丈夫!」ではなく、
「症状がない状態で見つかってよかった」と考え、対策を始めましょう。

本書では、腎臓病の基礎知識から腎臓を長持ちさせる生活習慣や薬物療法、透析の方法まで解説します。
「Q&A」の形式で「読みやすくてわかりやすい」一冊です。 

【本書の内容構成】
第1章 見逃さないで! 腎臓からの危険信号
第2章 なにが起きている? どうすればいい?
第3章 腎臓を長持ちさせる食事療法・運動療法
第4章 薬物療法で腎臓の働きを守る
第5章 それでも進んでしまった人のために 

著者略歴

監:小松 康宏
【監修者プロフィール】
小松康宏(こまつ・やすひろ)
1984年、千葉大学医学部卒業。聖路加国際病院副院長・腎臓内科部長を経て、2017年11月より群馬大学大学院医学系研究科医療の質・安全学講座教授、2018年4月より群馬大学医学部附属病院特命副病院長。東京女子医科大学非常勤講師。慢性腎臓病の名医として知られるが、「神の手」より大切なのは、医師・看護師・栄養士・薬剤師らが緊密に連携しあう「チーム医療」との信念をもつ。「患者本位の医療」を実践する立場から、「腎臓病SDM推進協会」の代表幹事として、共同意思決定に基づく治療法選択の普及に努めている。著書に『慢性腎臓病患者とともにすすめるSDM実践テキスト――患者参加型医療と共同意思決定』(共著、医学書院)、『腎臓病診療に自信がつく本』(カイ書林)、『シチュエーションで学ぶ 輸液レッスン』(共著、メジカルビュー社)、『腎臓病にならない、負けない生き方』(サンマーク出版)など。

ISBN:9784065241127
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:162ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2021年07月
発売日:2021年07月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MNC