講談社文庫
鬼棲む国、出雲 古事記異聞
著:高田 崇史
紙版
内容紹介
民俗学研究室に所属する橘樹雅は、指導教官の御子神伶二に研究テーマ・出雲について「殆ど理解できていない」と厳しく指摘される。傷つきながら現地へ旅立った雅は、出雲大社、佐太神社などを巡るうちに『古事記』や『日本書紀』の伝える出雲神話に疑問を持ちはじめる。神話に隠された「敗者の歴史」を描く歴史ミステリー。
目次
プロローグ
雲出づる国
出雲四大神
大蛇雲の山
弥生八雲に
雅かなる雲
エピローグ