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講談社文庫

罪の名前

著:木原 音瀬

紙版

内容紹介

日向には秘密がある。それは、口の中で生き物の蠢きを感じるのをが楽しくてやめられないこと。誰からも気味悪がられるその秘密を唯一守ってくれるのが、幼馴染の隼人だった。思いがけず、隼人が同級生に嫌がらせをされていることを知った日向は、ついにある行動に出るが(虫食い)。人間の本性を炙り出す傑作短編集。

目次

罪と罰
消える
ミーナ
虫食い

著者略歴

著:木原 音瀬
高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題に。『美しいこと』はコミカライズもされ、幅広い層の人気を博している。ほかの著書に『コゴロシムラ』『嫌な奴』『秘密』『ラブセメタリー』『捜し物屋まやま』など多数。

ISBN:9784065208106
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:272ページ
定価:630円(本体)
発行年月日:2020年09月
発売日:2020年09月12日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ