講談社文庫
罪の名前
著:木原 音瀬
紙版
内容紹介
日向には秘密がある。それは、口の中で生き物の蠢きを感じるのをが楽しくてやめられないこと。誰からも気味悪がられるその秘密を唯一守ってくれるのが、幼馴染の隼人だった。思いがけず、隼人が同級生に嫌がらせをされていることを知った日向は、ついにある行動に出るが(虫食い)。人間の本性を炙り出す傑作短編集。
目次
罪と罰
消える
ミーナ
虫食い