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星海社Fictions

ステイホームの密室殺人 1

コロナ時代のミステリー小説アンソロジー

他著:織守 きょうや
他著:北山 猛邦
他著:斜線堂 有紀

紙版

内容紹介

緊急事態宣言からの「ステイホーム」のかけ声とともに一瞬で変わってしまった日常を舞台に、ミステリー界の珠玉の才能たちが競演する「ステイホームの密室殺人」!

織守きょうや「夜明けが遠すぎる」
アルバイト先の突然の休業で困窮した小悪党とその弟分は、オンライン飲み会のアリバイ工作をして殺人を実行するが、その目論見は脆くも崩れ去りーー!?

北山猛邦「すべての別れを終えた人」
新型コロナウイルスを避けて地方に疎開した女が、バラバラの焼死体として発見された。果たしてその真相はーー。限りなき終末感とともに、名探偵・綿里外が現れる!

斜線堂有紀「Stay sweet, sweet home」
ステイホームで適切な距離(ディスタンス)が取れず、険悪ムードのとある家族に起こった不慮の死は事件か事故か? オンライン越しに示される推理が冴え渡る!

津田彷徨「不要不急の殺人」
とある老人ホームで、新型コロナウイルス感染が疑われる一人の入所者が急死を遂げた。死因究明に取り組む若き医師がたどり着いた真実とはーー!? 現役医師作家が描く医療ミステリー。

渡辺浩弐「世界最大の密室」
全人類が引きこもり生活を送る中、「世界最大の密室」と化した「無人の街」で発見された謎の死体。彼はいったいなぜ、どのように殺されて街に現れたのか?

Book Design/円と球

著者略歴

他著:織守 きょうや
1980年、イギリス・ロンドン生まれ。デビュー作から始まる“霊感検定シリーズ”(講談社)のほか、日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞した『記憶屋』(角川ホラー文庫)などの著作がある。
他著:北山 猛邦
2002年、『『クロック城』殺人事件』(講談社ノベルス)で第24回メフィスト賞を受賞しデビューする。代表作として、デビュー作に端を発する『『瑠璃城』殺人事件』(講談社ノベルス)などの一連の<城シリーズ>などがある。
他著:斜線堂 有紀
2016年、第23回電撃小説大賞・メディアワークス文庫賞を受賞しデビュー。受賞作『キネマ探偵カレイドミステリー』シリーズのほか、主な著作に『コールミー・バイ・ノーネーム』(星海社FICTIONS)などがある。

ISBN:9784065206522
出版社:星海社
判型:B6
ページ数:240ページ
定価:1300円(本体)
発行年月日:2020年08月
発売日:2020年08月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ