四肢奮迅
著:乙武 洋匡
紙版
内容紹介
「歩くことに関して、私の身体は『三重苦』なんだそうである。
一つ目は、両膝がないこと。
二つ目は、両手がないこと。
そして三つめは、歩いた経験がないということ。
それでも私は、歩けるようになりたい。
私が歩くことで、障害がある人にもない人にも、勇気を感じてもらえるのなら」
――「あとがき」より
両手両足のない乙武洋匡が歩く! 2017年10月にスタートし現在進行中の「乙武義足プロジェクト」の全貌を描きます。日本人初となる四肢欠損者の二足歩行への挑戦――その苦悩と歓喜を描いたノンフィクション作品です。
目次
目次より――
一 「ぼく、義足はイヤだ!」
二 義足エンジニアとの出会い
三 プロフェッショナルたち
四 三重苦の身体
五 理学療法士「ウッチー」の登場
六 10メートル達成!
七 義足と義手の不思議な関係
八 みんなで歩いた「20メートル」