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ブルーバックス

DNA鑑定

犯罪捜査から新種発見、日本人の起源まで

著:梅津 和夫

紙版

内容紹介

知らないではすまされない現代人の常識――DNA鑑定の最もやさしい解説書!
 ●個人識別力「4兆7000億分の1」の根拠とは?
 ●DNAのどこを見てどのように鑑定するのか?
 ●DNA鑑定でこんな「事件」も解決してきた
 ●鑑定できるDNAと鑑定できないDNAの違いは?
などの基本的な知識から、
 ◆絶滅魚「クニマス」は本当に復活したのか?
 ◆「突然変異」と「生きた化石」の不思議
 ◆「新説」縄文人はどこで誕生したのか?
 ◆ネアンデルタール人と現代人は混血したのか?
などの生物学や人類学の話題、さらには、
 ▼戦没者のご遺骨探しにおける「国の不誠実」
 ▼初期のDNA鑑定が引き起こした「冤罪事件」
 ▼科捜研のDNA鑑定が抱える「決定的な欠陥」
 ▼なぜ科捜研では「追試」ができないのか
などの日本のDNA鑑定の大問題まで、DNA鑑定をこよなく愛し、ありとあらゆるものを
鑑定してきたプロフェッショナルが、DNA鑑定の面白さと深さを語り尽くす!

【本書の構成】
第1章 DNA鑑定「前夜」
第2章 なさねばならぬDNA鑑定
第3章 少しだけ学ぶDNA鑑定の原理
第4章 世にDNA鑑定の種は尽くまじ
第5章 DNA鑑定が明かす日本人の起源
第6章 DNA鑑定で迫る生物の謎
第7章 犯罪捜査とDNA鑑定

目次

第1章 DNA鑑定「前夜」
第2章 なさねばならぬDNA鑑定
第3章 少しだけ学ぶDNA鑑定の原理
第4章 世にDNA鑑定の種は尽くまじ
第5章 DNA鑑定が明かす日本人の起源
第6章 DNA鑑定で迫る生物の謎
第7章 犯罪捜査とDNA鑑定

著者略歴

著:梅津 和夫
山形大学医学部法医学教室客員准教授。1949年、山形県生まれ。医学博士。日本DNA多型学会、日本法医学会、日本人類学会会員。国内におけるDNA鑑定の第一人者で、2004年度より、生労働省が進めるシベリアや南方諸島での戦没者遺骨収集事業に参加。趣味は古典園芸植物、骨董品収集、岩魚釣り、山菜採り、きのこ採り。

ISBN:9784065172858
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:256ページ
定価:1000円(本体)
発行年月日:2019年09月
発売日:2019年09月19日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:VFD
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:MBN