内容紹介
前衛歌人にして豪腕アンソロジスト塚本邦雄が編んだ、愛する花花と古今の名歌を集めた異色のアンソロジー。大伴家持、和泉式部から松尾芭蕉、芥川龍之介に馬場あき子まで。ユキノシタ科のアジサイ、アヤメ科のカキツバタならぬ、虎耳草科の紫陽花、鳶尾科の燕子花を愛でる人々に贈る、至高至醇の詞華植物園。
著者略歴
著：塚本 邦雄
塚本邦雄（1920～2005）歌人、評論家、小説家。滋賀県生まれ。歌誌「日本歌人」（前川佐美雄主宰）に入会。51年、『水葬物語』で歌壇に登場。60年、岡井隆、寺山修司らと「極」を創刊。85年、歌誌「玲瓏」主宰。反リアリズムの前衛短歌の雄として精力的に活動。『日本人霊歌』で現代歌人協会賞、『詩歌變』で詩歌文学館賞、『不變律』で迢空賞、『黄金律』で斎藤茂吉短歌文学賞、『魔王』で現代短歌大賞を受賞。97年、勲四等旭日小綬章受章。著書に『西行百首』『秀吟百趣』『詞華美術館』他多数がある。
ISBN：9784065136966
。出版社：講談社
。判型：文庫
。ページ数：336ページ
。定価：1700円（本体）
。発行年月日：2018年11月
。発売日：2018年11月12日
。国際分類コード【Thema（シーマ）】 １：DS。
