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講談社ノベルス

倒叙の四季 破られたトリック

著:深水 黎一郎

紙版

内容紹介

懲戒免職処分になった元警視庁の刑事が作成した〈完全犯罪完全指南〉という裏ファイルを入手し、完全犯罪を目論む4人の殺人者。「春は縊殺」「夏は溺殺」「秋は刺殺」「冬は氷密室で中毒殺」。心証は真っ黒でも物証さえ掴ませなければ逃げ切れる、と考えた犯人たちの偽装工作を警視庁捜査一課の海埜刑事はどう切り崩すのか? 一体彼らはどんなミスをしたのか。 『最後のトリック』『ミステリー・アリーナ』の著者、新たな傑作!


完全犯罪を目論む殺人者は
どこでミスを犯したのか?

犯行現場で「物証」を見つけて下さい!

『最後のトリック』『ミステリー・アリーナ』の
メフィスト賞作家が放つ新たな「本格」の傑作!

懲戒免職処分になった元警視庁の敏腕刑事が作成した
〈完全犯罪完全指南〉という裏ファイルを入手し、完全犯罪を目論む4人の殺人者。
「春は縊殺」「夏は溺殺」「秋は刺殺」「冬は氷密室で中毒殺」。
心証は真っ黒でも物証さえ掴ませなければ逃げ切れる、
と考えた犯人たちの練りに練った偽装工作を
警視庁捜査一課の海埜刑事はどう切り崩すのか? 
一体彼らはどんなミスをしたのか。

目次

春は縊殺 やうやう白くなりゆく顔いろ
夏は溺殺 月の頃はさらなり
秋は刺殺 夕日のさして血の端いと近うなりたるに
冬は氷密室で中毒殺 雪の降りたるは言ふべきにもあらず

ISBN:9784062990714
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:200ページ
定価:820円(本体)
発行年月日:2016年04月
発売日:2016年04月08日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ