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講談社文庫

伽藍堂の殺人

Banach-Tarski Paradox

著:周木 律

紙版

内容紹介

堂シリーズはついにここまできたか 解説 村上貴史(ミステリ書評家) 謎の宗教団体・BT教団の施設だった二つの館の建つ伽藍島。リーマン予想解決に関わる講演会のため訪れた、放浪の数学者・十和田只人と天才・善知鳥(うとう)神、宮司兄妹。その夜、ともに招かれた数学者二人が不可能と思われる瞬間移動殺人の犠牲となる。秘められた不穏な物語がさらに動く堂シリーズ第四弾。


堂シリーズはついにここまできたか 解説 村上貴史(ミステリ書評家)

島と二つの異形建築。瞬間移動殺人と謎の教団。新たな館本格ミステリ第四弾! 奇跡と不吉の島。堂不可能殺人!

謎の宗教団体・BT教団の施設だった二つの館の建つ伽藍島。リーマン予想解決に関わる講演会のため訪れた、放浪の数学者・十和田只人と天才・善知鳥(うとう)神、宮司兄妹。その夜、ともに招かれた数学者二人が不可能と思われる瞬間移動殺人の犠牲となる。秘められた不穏な物語がさらに動く堂シリーズ第四弾。

目次

プロローグ
第I章
第II章
第III章
第IV章
第V章
エピローグ
文庫版あとがき
解説 村上貴史

著者略歴

著:周木 律
某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人~The Book~』(講談社ノベルス、のち講談社文庫)で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。著書に『LOST 失覚探偵(上中下)』(講談社タイガ)、『アールダーの方舟』(新潮社)、『暴走』(KADOKAWA)、「猫又お双と消えた令嬢」シリーズ、『災厄』、『CRISIS(クライシス) 公安機動捜査隊特捜班』(原案/金城一紀)(角川文庫)、『不死症(アンデッド)』、『幻屍症(インビジブル)』(実業之日本社文庫)などがある。
〔堂″シリーズ既刊〕
『眼球堂の殺人 ~The Book~』
『双孔堂の殺人 ~Double Torus~』
『五覚堂の殺人 ~Burning Ship~』
『伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~』
『教会堂の殺人 ~Game Theory~』
(以下、続刊。いずれも講談社)

ISBN:9784062937559
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:448ページ
定価:800円(本体)
発行年月日:2017年09月
発売日:2017年09月14日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:FB
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:1FPJ