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講談社学術文庫

よみがえる古代思想

「哲学と政治」講義 1

著:佐々木 毅

紙版

内容紹介

政治について根源的に考えようとする時、人は古代ギリシア・ローマの哲学に立ち戻らざるを得ない。人間と政治の関わりについて、これほど深く、率直に議論された時代は他にないからである。ポリス最大の悪徳「ヒュブリス」とは。プラトンの唱えた「哲人王」とは。ローマの政治家はなぜ哲学を嫌ったのか。政治思想史の第一人者が「政治の本質」を語る。(講談社学術文庫)


2003年、講談社刊の同名書籍の学術文庫化。

目次

まえがき
第一章 ソクラテス以前とソクラテス―人間にとっての政治
第二章 プラトン―哲人王の意味するもの
第三章 アリストテレス―ポリスと人間の諸相
第四章 ヘレニズム諸派の時代へ―大帝国の出現と脱ポリスの哲学
第五章 古代ローマの哲学と政治論―政治の意味と無意味

著者略歴

著:佐々木 毅
1942年生まれ。東京大学法学部卒業。専攻は政治学,政治思想史。東京大学法学部教授,東京大学総長などを経て,現在,学習院大学法学部教授,東京大学名誉教授,日本学士院会員。著書に『政治学講義』『近代政治思想の誕生』『マキアヴェッリと「君主論」』『プラトンの呪縛』『民主主義という不思議な仕組み』『学ぶとはどういうことか』ほか多数。

ISBN:9784062921381
出版社:講談社
判型:文庫
ページ数:260ページ
定価:880円(本体)
発行年月日:2012年10月
発売日:2012年10月11日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:JPF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDTS