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講談社現代新書

田中角栄 昭和の光と闇

著:服部 龍二

紙版

内容紹介

東京一極集中の是正、「限定的改憲論」、「日中裏安保」、石油・エネルギーをめぐる資源外交、北方領土問題の解決……角栄が夢見た「日本の未来」


東京一極集中の是正、「限定的改憲論」、

「日中裏安保」、石油・エネルギーをめぐる資源外交、

北方領土問題の解決……角栄が夢見た「日本の未来」


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本書のおもな内容

序章  一五歳の上京――「理研は俺の大学だった」
第1章 大陸体験と初当選
第2章 保守本流、そして最強の建設族
第3章 政界の中枢へ――「二つのハシゴ」
第4章 「汚れ役」の天下取り――『日本列島改造論』
第5章 首相の八八六日――屈辱の「列島改造論」撤回
(1) 田中構想と日中国交正常化
(2) ヨーロッパ歴訪――エネルギーと北方領土
(3) 石油危機と資源外交
(4) 金脈問題
第6章 誤算と油断――ロッキード事件
第7章 「闇将軍」と「田中支配」
終章  失意の晩年――角栄が夢見た「日本の未来」

目次

序章  一五歳の上京――「理研は俺の大学だった」
第1章 大陸体験と初当選
第2章 保守本流、そして最強の建設族
第3章 政界の中枢へ――「二つのハシゴ」
第4章 「汚れ役」の天下取り――『日本列島改造論』
第5章 首相の八八六日――屈辱の「列島改造論」撤回
(1) 田中構想と日中国交正常化
(2) ヨーロッパ歴訪――エネルギーと北方領土
(3) 石油危機と資源外交
(4) 金脈問題
第6章 誤算と油断――ロッキード事件
第7章 「闇将軍」と「田中支配」
終章  失意の晩年――角栄が夢見た「日本の未来」

著者略歴

著:服部 龍二
1968年東京都生まれ。92年京都大学法学部卒業。97年神戸大学大学院法学研究科単位取得退学。博士(政治学)。現在、中央大学総合政策学部教授。日本政治外交史・東アジア国際政治史専攻。著書に『東アジア国際環境の変動と日本外交 1918-1931』(有斐閣/吉田茂賞受賞)、『広田弘毅――「悲劇の宰相」の実像』(中公新書)、『日中歴史認識――「田中上奏文」をめぐる相剋 1927-2010』(東京大学出版会)、『日中国交正常化――田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦』(中公新書/大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞特別賞受賞)、『大平正芳 理念と外交』(岩波現代全書)、『外交ドキュメント 歴史認識』(岩波新書)、『中曽根康弘――「大統領的首相」の軌跡』(中公新書)ほか多数。

ISBN:9784062883825
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:360ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2016年09月
発売日:2016年09月15日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:DNB