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講談社現代新書

入門 哲学としての仏教

著:竹村 牧男

紙版

内容紹介

仏教って、こんなに新しく面白かったのか! 常住不変な存在としての「私」を否定する無我。主客二元論を根本的に否定する縁起。無意識の世界、絶対現在の時間論等、現代西洋哲学を先取りした思想に迫る。(講談社現代新書)


仏教とはこんなにモダンな思想だったのか! 実体を否定する縁起と無我。意識下の世界を究明する唯識思想──。 現代哲学を先取りした思想の本質を、第一人者が解き明かす入門書。

目次

序章 仏教はとても斬新な哲学である
第1章 存在について――本体なき現象の生成
第2章 言語について――その解体と創造
第3章 心について――深層心理の奥にあるもの
第4章 自然について――自己と環境の哲学
第5章 絶対者について――絶対無の宗教哲学
第6章 関係について――その無限構造の論理
第7章 時間について――絶対現在の時間論
結章 「哲学としての仏教」への一視点

ISBN:9784062879880
出版社:講談社
判型:新書
ページ数:262ページ
定価:900円(本体)
発行年月日:2009年04月
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:QRF
国際分類コード【Thema(シーマ)】 2:QDT