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世の中への扉

義足でかがやく

著:城島 充

紙版

内容紹介

義足の人って、ともだちにいる? この本では、障害があるけど元気に毎日をすごしている子どもたちと、そのがんばりをサポートする大人たちの活躍を、紹介します。義足は「夢」をかなえてくれる! ぜったい読みたい感動ノンフィクションです。


日本の義肢装具の第一人者・臼井二美男氏が取り組む「義足」の世界を描きます。義足を使用している子どもたちの思い、彼らが生きる目標としているアスリートたちとのふれあい、アスリートたちの思い、義足の製作、医療の最前線秘話などを丹念に取材します。バリアフリーの最先端の世界を読み進むうちに、心のバリアが解放されていく、前向きな気持ちがわいてくる――そんなノンフィクション作品です。

目次

まえがき 義足という宝物
第一章 ここは義肢装具サポートセンター
         浦上菜々子さん(高二)の願い
         「ヒールの高い靴をはきたい」
第二章 笑顔のバトン
         義肢装具士・臼井二美男さんの「想像力」
第三章 悪性腫瘍を克服した卓球少年
         田巻佑真くん(中二)の決意
         「ぼくは、負けない」
第四章 水泳少女が大腿義足をつけて
         浦田愛美さん(中一)の好奇心
         「これ、もとからないの」
第五章 サッカー少年が走る
         福田柚稀くん(小五)の勇気
         「やったあ! 気持ちいい!」
第六章 義足には未来がある
         高桑早生選手の挑戦とファッションショー
あとがき はばたく子どもたち

著者略歴

著:城島 充
城島充(じょうじま・みつる)
ノンフィクション作家
1966年、滋賀県生まれ。関西大学文学部卒業。産経新聞社会部記者を経て、2002年、ノンフィクション作家に。
児童向けの作品に、阪神淡路大震災でふたりの子どもを失った家族を取材した『にいちゃんのランドセル』(講談社)、スキージャンプ・葛西紀明選手のソチ五輪までの道程と故郷の子どもたちを描いた『レジェンド! 葛西紀明選手と下川ジャンプ少年団ものがたり』(第61回青少年読書感想文コンクール課題図書)がある。一般向け作品に、『拳の漂流』(ミズノスポーツライター賞最優秀賞、講談社)「ピンポンさん」(角川文庫)などがある。

ISBN:9784062870160
出版社:講談社
判型:4-6
ページ数:192ページ
定価:1200円(本体)
発行年月日:2016年03月
発売日:2016年03月28日
国際分類コード【Thema(シーマ)】 1:YXA